独自:“改ざん”佐川氏指示伺わせるメール

森友学園をめぐる文書改ざん問題で、大阪地検特捜部が財務省から任意で提出を受けた資料の中に、改ざんの指示が、佐川前理財局長からだったことをうかがわせるメールがあったことが新たにわかった。

文書改ざんをめぐっては、大阪地検特捜部が、財務省理財局や近畿財務局の職員から任意で事情を聞くなど、調べを進めている。

関係者によると、検察側は聴取と同時に職員らの手帳やパソコン、携帯電話なども任意で提出を受けたという。

その中に残されたメールの中には、理財局から近畿財務局に改ざんを指示するメールがそのまま残されており、佐川氏が指示したことをうかがわせる記述も含まれていたことが新たにわかった。

改ざんの経緯について佐川氏は、27日の証人喚問で証言を拒否している。大阪地検特捜部は今後、佐川氏から事情聴取する方針。

http://www.news24.jp/articles/2018/03/29/07389168.html

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https://www.j-cast.com/2018/03/27324656.html
自らも質問に立った福山氏は「経緯について、『自分は刑事訴追のおそれがあるから答えられない』とおっしゃっているのに、一転、
改ざん文書の官邸や総理や大臣の関与について聞くと、それだけは明確に『ありません』とおっしゃる。
それも経緯のひとつなので、答えられないというのが筋なのですが、そこだけは答えるという、非常に不可思議な喚問でしたね」と批判した。
すると、福山氏の話をスタジオで聞いていた北村弁護士が「全然おかしくないですけどね。まったくおかしくないですよ」と口を挟んだ。
「刑事訴追というのは虚偽公文書作成罪に関わるところですから、『刑事訴追のおそれ』と言っているのは、佐川さんが相当深く関与したのだろうということが出てくる。
だから答えられない。自分がやったことは答えられないんですよ。官邸からの指示がなければ、ないということは答えることができて、本当のことであれば偽証罪にならない。
そうでしょう。経緯だからと一括りにして、しゃべらなければおかしいという考えは間違ってますよ」