県健康福祉部は27日、今年度初めて、「ノロウイルス食中毒注意報」を全県に発令した。
今月に入り、ノロウイルスを原因とする食中毒が3件発生。注意報を発令することで、
県民に広く注意喚起を促す必要があると判断した。
同部によると、今年度のノロウイルス食中毒は26日現在で、7件231人に上るという。
平成28年度の4件72人、27年度5件175人を大きく上回っている。
http://www.sankei.com/region/news/180328/rgn1803280006-n1.html
松本、諏訪でノロ食中毒 3店、46人が発症
県松本保健所は26日、松本市の飲食店「ひとやす味」と「松本 くろ門」で飲食した
計4グループの男女26人が吐き気などの食中毒症状を示したと発表した。
検査の結果、患者や調理従事者の便からノロウイルスが検出されたことから、
両店を原因施設と断定し、同日から3日間の営業停止を命じた。
26人はいずれも軽症とみられ、快方に向かっている。
同保健所によると、26人は16日から19日かけて両店で飲食しており、
生のカキを共通して食べていた。
諏訪保健所でも、諏訪市の飲食店「サカナバル一歩」で生のカキなどを食べた
2グループ20人がノロウイルスによる食中毒を発症したと断定し、
同店を25日まで3日間の営業停止とした。
http://www.sankei.com/region/news/180327/rgn1803270005-n1.html