幕末、下田開港の悲劇のヒロイン・お吉をしのぶ「お吉祭り」が命日の27日、静岡県下田市で開かれた。多くの観光客が
見守る中、あでやかな着物をまとった地元の芸妓衆が、お吉が身を投げたとされる池に花をささげた。
お吉は下田の芸妓で、初代米国総領事タウンゼント・ハリスに仕えたため「唐人」とさげすまれ、苦難の人生を送った。
身を投げたとされる川の淵は「お吉ケ淵」と呼ばれ、現在では池になっている。お吉ケ淵で行われた法要では、
献花のほか、お吉と恋人の船大工鶴松に見立てたコイ2匹も放った。
https://www.daily.co.jp/society/human_interest/2018/03/27/0011107402.shtml