【3月26日 AFP】(更新)英国で起きたロシア人の元二重スパイの暗殺未遂事件をめぐり、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は報復措置として、ロシア人スパイとされる60人の国外追放を承認した。
トランプ政権の高官は、シアトルにあるロシア領事館の情報員として知られる48人、および国連(UN)のロシア代表部12人には出国までに7日間の猶予が与えられると述べた。
またトランプ大統領は、この領事館の閉鎖を命じた。
欧州連合(EU)のドナルド・トゥスク(Donald Tusk)大統領も同日、EU加盟国のうち14か国が、報復措置としてロシアの外交官を追放すると発表した。
ブルガリアのバルナ(Varna)で行った記者会見で、トゥスク大統領は「欧州理事会(European Council)が先週、ロシアに共通の枠組みで対応すると決定したことに従い、今日すでに14か国がロシア人外交官の追放を決めた」と述べた。(c)AFP
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