日本政府が、新たなジャイアントパンダの貸与を中国政府に要請していることが分かった。

東京都台東区の上野動物園で一般公開されている赤ちゃんパンダのシャンシャン(香香)人気が盛り上がりをみせる
中、日中関係改善のシンボルとして早期実現を目指す。

パンダは中国・四川省などに生息する野生の個体を除けば、中国と世界各国の動物園や繁殖研究施設で約520頭
が飼育されている。日本には上野動物園に3頭、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」に5頭、
神戸市の神戸市立王子動物園に1頭の計9頭がいる。

日本政府は新たなパンダの飼育施設として、王子動物園と仙台市の八木山動物公園を見込んでいる。王子動物園
にはメスのタンタン(旦旦)1頭しかおらず、繁殖のためオスを確保する必要がある。八木山動物公園は東日本大震
災の被災者を癒やそうとパンダ誘致に取り組んでいる。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180322-OYT1T50063.html?from=ytop_main1