財務省自殺職員の父慟哭「総理はどんな神経しとるんか…」


Aさんの実家は岡山県内にある。実家を訪ねると、ちょうど父親が家の前でマイカーを拭いているところだった。
取材を申しこむと最初はためらいを見せたが、記者の質問にぽつぽつと語り始めた。

息子の死から8日め。ようやくテレビのニュースを見られるようになったという。

「ニュースで森友の文書のことをやってますね。それを見てると、昭恵さんは何も関わってないように言うてたのに、
(書類には)『前に進めてください』と言ったように書かれてたみたいですね。総理大臣まで、これまで昭恵さんは
何も言うてないと言ってたのに、ああいう人はどんな神経しとるんかなと。
麻生(太郎)さんも全然知らんようなこと言って白切りよるでしょう。あんな上に立つような人が……。
もう麻生さんも(大臣を)辞めりゃええような気がするけど、それこそ(国税庁長官だった)佐川(宣寿)さんも
結局辞職せなあかんようにさせられてしまった」

Aさんの遺骨は、いま実家に安置されているという。いまだ「つらいだけで、息子にかける言葉は思いつかんです」
という父親の慟哭に、この国はどう答えるのか――。

https://www.excite.co.jp/News/society_clm/20180322/Jisin_33493.html