ZEBを達成するにあたり、発電および蓄電システムについては、出力83.2kW(キロワット)の
太陽光発電設備と容量75kWh(キロワット時)のリチウムイオン電池を組み合わせた電力自立
システムを導入。エネルギーを効率良く生かせるよう、太陽光発電の電力を太陽光発電や
蓄電池から出力される直流電力をそのまま活用できるようにし、電力変換損失を約8%改善した。

ビルの電力需要を削減するために、省エネに関するシステムも導入している。
電力消費の多くを占める空調の省エネを図るため、地下からくみ上げた井戸の水と屋上の太陽熱
集熱器活用する自然空調システム「井水・太陽熱利用ハイブリッド空調システム」を導入した。
同規模の一般建築と比較して空調による消費電力を約7割削減できるという。

このシステムの他、BEMS(Building Energy Management System)や、LED照明と
人感センサーを組み合わせたシステムなどを導入し、全体の省エネを図った。

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