実証実験を行うのは2018年2月26日に完成した「大和ハウス佐賀ビル」。
鉄骨2階建、延床面積約2444平方メートルのビルで、住宅や集合住宅、
リフォーム事業などの営業所拠点として約100人の社員が利用する。

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同ビルは、経済産業省が実施した2017年度「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業」に
採択されており、年間の一次エネルギー消費量がネットでゼロになる「ZEB(ネット・ゼロ・
エネルギー・ビル)」の基準を満たしている。

同規模の一般建築と比較して電力料金を年間約600万円削減できるという。

なお、「住宅性能評価・表示協会が定める建築物省エネルギー性能表示制度
(BELS:Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)」においても、
最高ランクの5つ星を取得している。