http://www.sanyonews.jp/article/682840
岡山市が市中心部の渋滞緩和のため、イオンモール岡山(同市北区下石井)の北東にある市役所筋の「下石井一丁目交差点」に左折レーンを新設する改良工事がほぼ完了。23日午前4時から使用が始まる。
レーン(延長約25メートル、幅約3メートル)は、JR岡山駅方面に北進する市役所筋(3車線)の同交差点手前に、店舗側の歩道を削って整備。
信号機には左折車専用の矢印を設置して、歩行者が横断待ちしている間に車両が通過できるようにする。
レーンと信号機の改良によって、1回当たりの青信号で入店などを目的に左折する車両の台数は従来の6〜7台から20台程度に増える見込みで、交通がスムーズになるという。
併せて、店舗から県庁通りに延びる横断歩道は廃止して約25メートル北側に移設。交差点と一体化させ、レーンと同時に使用を始める。
市は、市役所筋を北進する車線で混雑が目立ち、同交差点を左折する車両の渋滞が要因になっているとして、年明けから事業を進めていた。
レーンの新設に伴って店舗側の歩行空間が縮小するため、市がイオンから敷地の一角(約85平方メートル)を無償で借りて整備する歩道の舗装などは4月上旬の完了見込み。事業費は7千万円。