ヴァイキングの生きざまを描いた幸村誠さんのマンガ「ヴィンランド・サガ」がテレビアニメ化されることが19日、明らかになった。「進撃の巨人」などのWIT STUDIOが制作する。
「ヴィンランド・サガ」は、ヴァイキングの伝説の戦士のトールズの息子・トルフィンが、父の復讐のために戦いながら、幻の大陸ヴィンランドを目指す姿を描いたマンガ。
2005年に「週刊少年マガジン」(講談社)で連載が始まり、現在は「月刊アフタヌーン」(同)で連載中。09年に第13回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門の大賞に選ばれた。
コミックスの累計発行部数は500万部以上。

原作者の幸村誠さんのコメント
原作者の幸村誠と申します。ヴィンランド・サガ、アニメ化ですよ! 最初に月刊アフタヌーン編集長が「アニメになるよ」とボクに言った時は
「何がですか、編集長がですか?」と聞き返したものでしたが、少しするとWIT STUDIOさんなどのビッグな実名を持ち出す始末。
編集長の健康状態を心配しておりましたが、とうとう大々的に告知が。編集長の妄想でもボクの幻聴でもなかった……。
んんんバンザーイ!! 本当にありがたいことです。しかも「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」などのWITSTUDIOさんが手がけてくださるのです。
なんにも心配いりません。ボクにできることはアニメスタッフの皆さんのお邪魔にならないことだけです。一視聴者として静かに待機、これにつきます。
実際それがアニメヴィンランド・サガをいちばん楽しめるポジションなのです。ボクはアニメ版を地球上の誰よりも楽しみたいのです。
ぶっちゃけスタッフよりもお客さんでいたい! テレビの前の座椅子から動かないぞ! さあ皆さんも座椅子を。
やがてくる神アニメを一緒に待ちましょう。はー……。楽しみ……。

https://mainichi.jp/articles/20180319/dyo/00m/200/024000c