運転トラブルで暴行した男 起訴内容認める

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鹿児島市で運転を巡るトラブルがきっかけで大学生に暴行した罪などに問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

器物損壊と傷害の罪に問われているのは、鹿児島市の解体作業員・宮薗一真被告(28)です。

起訴状などによりますと、宮薗被告は去年12月、鹿児島市の国道で乗用車を運転していた際、運転を巡りトラブルになった当時19歳の男子大学生の軽乗用車を2キロ追いかけ回しました。
その後、宮薗被告は、車のガラスを工具でたたき割り、共犯の男と大学生を車外に引きずり出した上で、なぐるなどし、顔などに大けがをさせたとされています。

19日、鹿児島地方裁判所で開かれた初公判で、宮薗被告は起訴内容を認め、「大学生にライトでパッシングされたことに腹が立ち、感情に任せて暴行した」と述べました。
これに対し検察側は「無抵抗の大学生に執ように暴行し、被害者の恐怖心は大きい」として、懲役1年6か月を求刑しました。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。判決は今月27日に言い渡される予定です。