遊技産業健全化推進機構は12月20日、平成27年6月1日から行われているぱちんこ遊技機の
入賞口の入賞状況に関する無通知の立入調査「遊技機性能調査」について、2017年11月までの
2年6ヵ月分の調査結果を発表した。開始から30ヵ月間の調査数は、全国51(延べ292)地区、
1532店舗の2539台。

調査の推移をみると、開始当初に一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数比率は調査台数の
28%ほどに留まっていたが、その後、新基準のぱちんこ機の普及などによる環境改善により是正が
進み、平成29年からは調査した全台で一般入賞口への入賞が確認された。さらに入賞球数においても、
今年に入ってからほぼ全ての台で10個以上の入賞があったことが報告されている。
 
遊技機性能調査はホールに無通知で行われる覆面調査で、機構検査員が一般客に混ざって遊技し、
1台のぱちんこ遊技機において、大当り等を挟まず2000個以上の打ち出しが確認できた調査を
有効としてカウントしている。
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