首相夫人名前記載文書は昨年4月4日改ざん
2018/3/19 13:52

 財務省の太田充理財局長は参院予算委で、安倍昭恵首相夫人の名前が記載された決裁文書を改ざんしたのは昨年4月4日だったと明らかにした。

https://this.kiji.is/348328486517146721


昨年2月の答弁、首相「書き換えには影響せず」
2018年03月19日 13時09分

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書を財務省が書き換えた問題を巡り、安倍首相は19日、
参院予算委員会の集中審議で、昨年の自身や妻の昭恵氏の関与を否定した国会答弁が書き換えに影響していないとの認識を示した。

 首相は、昨年2月17日の衆院予算委で「私や妻は学校の認可や国有地の払い下げに一切関与していない。関与していたら首相も国会議員も辞める」と述べていた。
野党はこの答弁が書き換えの動機になったのではないかと指摘している。財務省が公表した書き換え後の文書には、昭恵氏に関する部分が削除されていた。

 これに関して、首相は「答弁をひっくり返すような記述ではまったくない」と強調し、国会議員からの陳情なども全て削除されていたことから、
「妻の記述かどうかにかかわりなく、削除されたものと思われる」との見方を示した。
書き換えの指示については「財務省の決裁文書の存在すら知らない。指示のしようがない」として関与を否定した。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180319-OYT1T50053.html