31人がインフルエンザ集団感染、患者4人死亡 北海道・枝幸町国保病院
3/16(金) 14:53配信
 
北海道枝幸町の国保病院(白井信正院長、全83病床)で、入院患者23人と職員8人の計31人がインフルエンザに集団感染し、うち患者4人が死亡していたことが16日、分かった。
道は同日午前、医療法に基づく立ち入り検査に入った。道保健福祉部医務薬務課によると、「道内の病院で、インフルエンザの集団感染で、これほどの規模の患者数は聞いた
ことがない」として、感染経路や死因などとの関連を調べている。
国保病院によると、集団感染があったのは、2階建て病棟のうち、一般病床と療養病床のある2階病棟。5日に患者6人、翌6日に5人が感染したため、同日、院内の医師らでつくる
感染防止対策委員会を開き、面会制限や2階病棟への立ち入り禁止措置を取った。
その後も感染者は増え、9日に感染者と同室の他の患者に対して予防薬を投与したが、感染拡大は食い止められず、13日までに累計感染者数は患者23人、職員8人に上った。
14日以降、新たな感染者は出ておらず、亡くなった4人以外は大半が快方に向かい、16日現在の感染患者は1人。
感染経路は特定できていないが、面会に来た家族や職員らが感染に気付かず出入りした可能性があるとみて調べている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180316-00010005-doshin-hok
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