読売新聞朝刊政治面から
----------
自民 真相究明に本腰
調査チーム設置 増す危機感

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決済文書書き換え問題で国会
の混乱が続き、与党は危機感を強めている。自民党は事態の収拾を図るため、
真相究明に乗り出す構えだ。

 「看過することは絶対にできない。真相を明らかにすることこそ、国会、自
民党に求められることだ」
 自民党の石原伸晃・前経済再生相は15日、石原派の定例会合で、党として実
態を解明する必要性を強調した。伊吹文明・元衆院議長も二階派の定例会合で、
「国会の大多数を占める自民党が(真相を)究明しなければならない」と語っ
た。
 自民党は15日、書き換え問題の原因究明と再発防止のため、「財務省公文書
書き換え調査プロジェクトチーム(PT)を設けた。座長には、弁護士出身の柴
山昌彦筆頭副幹事長が就き、16日に初会合を開く。
 PT設置は、書き換え問題への国民世論が厳しさを増すなか、「毅然とした態
度を示せなければ、世論の批判の矛先が自民党に向きかねない」(幹部)との
危機感が引き金になった。【以下略】
----------
http://www.yomiuri.co.jp/politics/
https://i.imgur.com/PhvfjqK.jpg