狛江市の高橋都彦市長(66)が、複数の女性職員の体を触るといったセクハラをした疑いがあるとして、共産党や社民党などの女性市議6人は12日、第三者機関による真相解明や再発防止を求める声明文を高橋市長に手渡した。
高橋市長はセクハラを否定、「説明責任を果たし、誤解を解きたい」と話した。

共産党は情報公開請求で「エレベーター内でお尻を触られた被害がある」「口をつけたグラスのお酒を飲まされた」などと記されたセクハラ相談に関する文書を入手。

文書の加害者名は黒塗りされていたが、調査で「市長に体を触られた」という数人の職員の証言を得たといい、共産党の西村敦子市議が1日の市議会で追及するなどしていた。

高橋市長はこれまでの取材に、文書の加害者名は明かさず、「(内容に)心当たりはない」と疑惑を否定。
「担当者が異動の際に引き継ぎ用に作成した私文書で、一部に想像や思い違いがあった可能性がある」とも述べた。
市によると疑惑発覚後、170件以上の苦情の電話やファクスなどが市に届いているという。

http://www.sankei.com/affairs/news/180313/afr1803130003-n1.html