新幹線札幌駅ホーム「大東案」決着 鉄道・運輸機構、一転容認
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180310-00010001-doshin-hok

北海道新幹線札幌駅のホーム位置が、現札幌駅から200〜300メートル離れた
「大東(おおひがし)案」で決着することが9日、固まった。現札幌駅に併設する「現駅案」を推す
建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構が大東案容認に転じた。これにより、問題を協議してきた機構と
JR北海道、道、札幌市、国の足並みが大筋でそろった。12日の5者協議で技術的な課題などを詰め、
今月中に正式決定する。

大東案はJRが提案し、道が支持、札幌市は同案を軸に検討している。国も地元意見を重視する方針。
機構は現駅案を推していたが、北海道新聞の取材に幹部が「われわれは地元意見を尊重する。
JRが(現駅案との工費の)差額を負担するのであれば、おのずと結論は見えている」と述べた。