■誰が違反したのか警察は知らない

 「駐車違反で黄色いステッカーを貼られたら警察へ出頭すべし」

 そう思い込んでいる運転者がまだまだ少なくない。しかしそれは完全に迷信。
出頭する必要はなく、出頭したら大損だということを、しっかり頭に入れてほしい。

ステッカーには、どこかへ出頭せよとは一切書かれていない。知らん顔をしていると、
だいたい1週間ほどで警察から郵便が届く。
なかには「放置違反金」というペナルティの納付書が入っている。
これを払えば、その違反についての処理は終了する。
(中略)

しかも! 反則金を払わずに争えばまず間違いなく検察官により不起訴とされるが、違反者が不起訴になっても、
持ち主に放置違反金の納付命令がいく。違反者=持ち主であってもだ。放置違反金を払わなければ預金
などの差し押さえを食らう。
放置違反金に検察官は関与しないのだ。そのやり方が合法だという判例はすでにある。

 そうと知らずに出頭して違反切符を切られる人の割合は、2015年は全国で18.5%。
知らない人は損をする、これは本当だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180306-00024523-president-bus_all