朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の寧辺にある核施設、原子力研究センターの原子炉の一つが稼働している兆候が衛星写真によって捉えられ、
このことは同国がプルトニウムの生産を再開したことを意味する可能性があると、米ジョンズ・ホプキンズ大の米韓研究所(USKI)の北朝鮮分析サイト「38ノース」が伝えている。
それによると、2月25日付の複数の写真で、発電機のある建物から水蒸気が立ち上り、原子炉付近の川の氷が既に溶けている様子が確認できるという。
同サイトは、「仮に原子炉が再び稼働しているのであれば、[・・・]北朝鮮がプルトニウムの生産を、恐らく自国の核兵器計画のために再開したことを意味する」と指摘。
また、冷却水を排出するパイプを北朝鮮が「原子炉が機能している状況をより巧妙に隠すため」、川の隣ではなく、川の中へ延伸したらしいとも指摘している。
さらに、寧辺南部に軍用キャンプが設置され、周辺で人員が増加しているとして、「このキャンプがどのような役割を果たすのかは不明だが、
新たな建設作業や保安体制の向上を支援するために利用される可能性がある」と指摘している。
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