なぜ? auとソフトバンクの「テザリング実質有料化」 —— ドコモの対応はどうなる?

https://www.businessinsider.jp/post-163168



NTTドコモ広報部
確認中につき未回答

KDDI広報部
「テザリング機能については、たくさんのニーズがあり、技術的な進化もあり、弊社としては今後も提供を続けていきます。
auでは新プラン『auピタットプラン』『auフラットプラン』により通信費自体を抑える取り組みをしております。テザリングを利用される際には、オプションという形でご加入いただきたいと考えております」

ソフトバンク広報部
「弊社としては、通信機をアクセスポイントとして利用するための費用としてオプション料金をいただいています。2018年3月分まではより多くの方に、この機能の利便性を体験していただくためのキャンペーンとして無料にしてきました。
ワイモバイルとしては、ブランドとしての方針の違いもあり、無料とさせていただいております」

状況が複雑なソフトバンク、ドコモは今後も無料のまま?
通信キャリアとしては、「テザリング機能=有料」のものと位置付けたいという思惑が見え隠れする。KDDIは、オプション料金や通信費自体を安価にすることで、ユーザーに対し理解を求めている。

状況が複雑なのはソフトバンクで、サブブランドであるワイモバイルでは4月以降も無料なのに、よりサービスレベルが高いはずのフルキャリアであるソフトバンクで実質有料化、というちぐはぐな状況になった。この理由についても問い合わせたが、明確な回答は得られていない。

国内最大勢力であるドコモが、ほか2キャリアと足並みをそろえて低容量プランを有料化するのか、それとも時代背景を鑑みて無料のままにするのか、今後の発表には注視が必要だ。

なお、原稿執筆時点で、各社が予定している4月利用分からのテザリング料金の詳細は以下のとおり。

NTTドコモ

月額無料
ウルトラシェアパック100、ウルトラシェアパック50、ウルトラシェアパック30、ウルトラデータLLパック、ウルトラデータLパック、ウルトラビジネスシェアパック100、ウルトラビジネスシェアパック50、ウルトラビジネスシェアパック30

その他のプランに関しては、NTTドコモ広報部によると、4月以降の詳細は未定。

au

月額500円(税抜)
auピタットプラン、auフラットプラン20/30、データ定額20/30、下記以外のデータ(パケット)定額サービスまたは料金プラン

月額無料
データ定額1/2/3/5、シニアプラン、ジュニアスマートフォンプラン、カケホ(ケータイ)、スーパーカケホ(ケータイ)、VKプラン、VKプランS、VKプランM、LTEプランS、データ定額1cp/3cp/5cp、データ定額1cp(auスマホはじめるプログラム専用プラン)、データ定額8/10/13、データ定額cp(0.8GB)

ソフトバンク

月額500円(税抜)
データ定額 50GB/20GB/30GB、家族データシェア 50GB/100GB、法人データシェアギガパック(50)/(100)

月額無料
データ定額ミニ 1GB/2GB、データ定額 5GB、データ定額S(4Gケータイ)

2年間無料、3年目から月額500円(税抜)
上記以外のプラン

ワイモバイル

全プランにおいてオプション料金なし