設楽悠太「半端なくうれしい」 マラソン日本新で1億円

 25日の東京マラソンで2時間6分11秒をマークし、16年ぶりに日本記録を塗りかえた
設楽悠太(ホンダ)が26日、東京都内で日本実業団陸上連合から報奨金として1億円の目録を贈られた。
破格のボーナスに「心の中は半端なくうれしい」と周囲を和ませた。

 同連合は2015年に、20年東京五輪への強化策としてマラソンで好記録を出した選手への報奨金支給を決定。
西川晃一郎会長は「出るのか、出るのかと待っていた」と目尻を下げた。

 レース後には多数の祝福メッセージが届いたという。設楽悠は「いろんな人からご飯をおごれと言われている。
それが落ち着いたら何か買おうかな」とほほ笑んだ。

 2時間6分54秒の好タイムで走った井上大仁(MHPS)も設定された報奨金1千万円の条件を満たした。
「うれしいが、設楽さんとは桁が違うので、欲が出る」と笑顔で語った。

http://www.sankei.com/sports/news/180226/spo1802260028-n1.html