死亡ひき逃げ 男に執行猶予判決
02月23日 12時20分http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075265361.html

去年11月、松阪市の国道で、乗用車で男性をひき逃げし、死亡させたとして過失運転致死やひき逃げなどの罪に問われた63歳の男に対し、津地方裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
松阪市駅部田町の自動車販売業、西垣敏和被告は去年11月、松阪市愛宕町の国道で乗用車を運転中、横断歩道を歩いて渡っていた59歳の会社員の男性をはねて死亡させ、そのまま走り去ったとして過失運転致死やひき逃げなどの罪に問われています。
23日の判決で、津地方裁判所の田中伸一裁判官は「被告は法律で義務づけられた登録をしていない車を運転し、被害者をはねていて悪質だ。前方や左右を注視する義務を怠った過失は軽くなく、被害者が亡くなったという結果は重大だ」と指摘しました。
その上で、「被告は事実を認め、反省している」として、懲役3年の求刑に対し、懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。