「下町ボブスレー」このままでは「日本の恥」に? 「下町町工場美談」の闇と「低性能を世界にアピール」することの無意味さ

 下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会は5日、契約中のジャマイカチームが平昌五輪でそりを使用しなかった場合、ジャマイカボブスレ
ー・スケルトン連盟に損害賠償請求の法的措置を取ることを表明。使わなかった場合の違約金として「そり1台あたりの開発費と輸送費の合計金額の4倍
、6800万円」と規定があり、実際に使用が確認できなかった場合の話ではあるが......。
 
 ジャマイカボブスレー・スケルトン連盟とは2016年に平昌五輪で下町ボブスレーを使用する契約を締結したが、昨年末から別のソリを使用。下町側は
使用を呼びかけたがそれも叶わず。そして平昌五輪での使用も「拒否された」ということだ。契約不履行にはなるだろう。
 
 これに対しては、さまざまな意見が噴出している。「契約違反だし当然の措置」という意見もあれば「日本代表で採用されないものを他国で使わせよ
うとするのが問題」など、委員会の動きには賛否両論の状態だ。
 
http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5764_2.html