衆院選開票で無効票を水増しか


去年10月、滋賀県甲賀市で行われた衆議院選挙の小選挙区の開票作業で、投票総数と
実際に数えた票数が食い違っていることに気づいた市の選挙管理委員会の職員が、
つじつまを合わせるために無効票の数を水増しして集計していたことが市への取材でわかりました。

選挙結果に影響はないということですが報告を受けた滋賀県は詳細がわかりしだい、国に報告するとしています。

問題が発覚したのは、去年10月に滋賀県甲賀市で行われた衆議院選挙・滋賀4区の小選挙区の
開票作業です。

市の選挙管理委員会によりますと、開票作業を行っていた複数の職員が、投票総数よりも、
実際に数えた票が数百票少ないことに気づきましたが、その後、この数百票分を無効票に
水増して、つじつまを合わせて発表したということです。

今月2日、内部からの通報があり、市で調査した結果、関わった複数の職員が水増しを
認めたということで、市は、さらに詳しい経緯の調査を進めることにしています。

選挙結果に影響はないということですが、市から報告を受けた県の選挙管理委員会は、
「票の調整をすること自体ありえないことだ。
詳しいことがわかりしだい国に報告したい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180205/5031071.html