広島市佐伯区の市立中学で昨年７月、３年の女子生徒がいじめを受けていた
との趣旨のメモを残して校舎から転落して死亡した問題で、「市いじめ防止対策推進審議会」（会長＝林孝・広島大教授）は５日、生徒や教職員らを対象にした調査結果を公表した。

　審議会によると、女子生徒が小学校在籍時に、精神的苦痛を感じさせる悪口があったと複数の人が証言。中学入学以降は「きもい」などの悪口も言われるように。
１年生の時は２、３人の生徒から、「
頻繁にからかわれ、悪口・暴言を言われていたと推認する」と指摘した。いじめの期間は、「年間を通じ、休憩時間や授業時間など様々だった」とした。さらに２年生の時は、いじめに加わる生徒が同学年の十数人に増加した。
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