界の整形市場規模は約2兆1,000億円であるが、韓国の整形市場の規模はその4分の1ほどを占める5,000億円という発表があった。
整形手術の件数でいえば、アメリカが年間311万件で1位、ブラジルが年間145万件で2位、中国が年間105万件で3位、韓国は年間65万件で世界7位になっている。

 しかし、人口1,000名あたりの件数を比較すると、韓国は13.5件で世界一であり、アメリカは9.9名で世界4位になっている。
統計を診た限り、韓国が整形大国であることは間違いない。
とくに都会の女性は5名中1名が整形手術を受けたということで、これは尋常ではない。
整形手術のなかで一番多いのはやはり二重まぶた手術のようだ。

中略

それでは、なぜ韓国は世界一に整形手術をする国になったのだろうか。

 韓国の20代の女性の60%以上が整形をうけたという統計がある。韓国は現在就職の氷河期である。大学を出ても就職をするのがものすごく難しくなっている。
就職ができないと、就職を準備する立場からすると、いろいろな努力をすることになる。

 ところが、ある統計によると、韓国の企業人事担当者の34%は、仕事の能力よりも容貌を優先するという。
1回の面接で採用を判断するのはかなり難しいことであるが、人事採用担当者であっても、人間であるため、どうしても容貌の良い人を採用する傾向があるようだ。
30分か1時間の面接でそんなに差が出るものではないなら、見た目のよい応募者を採用しやすくなるようだ。
つまり、容貌を良くすることで身分の上昇が期待できるムードが韓国にはあるようだ。

 他の何よりも、社会全体がそれを求めているので、その結果、韓国の女性は美を磨くのに一生懸命だろう。
しかし、内面の美を疎かにしているのではないのかいつも気になる。
韓国が整形大国になったのは良いことだけではないようで、素直に喜べないのは筆者だけだろうか。

韓国はなぜ整形大国になったのか?
http://www.data-max.co.jp/300130_ry02/