大みそか特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』(日本テレビ系)の演出をめぐって、今もなお、様々な議論が繰り返されている。
同番組の演出に対する反対意見の主だったものとしては「“こういう時代”だから配慮は必要」というものが多い。
だが、大半の視聴者はこれらの論調に、いささか辟易としているようにも見受けられる。

◆海外でも大きなニュースに、年明けから続く大論争

 ダウンタウンの浜田雅功は番組の中で、映画『ビバリーヒルズ・コップ』(1984〜1994年)のエディ・マーフィーのコスプレで登場。
この際、顔が黒く塗られていたことについて、日本在住の黒人作家バイエ・マクニール氏をはじめ、インターネット上で「差別に当たる」とする論調が浮上。
一方で「本当にこれが差別なのか?」とする声も多く、SNSを中心に大論争が巻き起こっている。

 「差別と思わない」派の意見では「差別の意図がないから」がほとんど。
番組では、アメリカンポリスの設定で、他の演者がカッコいい制服に着替えて登場する中、浜田だけがなぜかエディ・マーフィー。
そこが“笑いどころ”で、「なんで浜田だけ『ビバリーヒルズ・コップ』なんだよ」であって、決して「なんで浜田だけ肌が黒いんだよ」で笑いが起きたのではない。
SNSでは多くがこの論調だった。

“ガキ使”問題、「時代だから」の配慮要請に視聴者は辟易?
http://news.livedoor.com/article/detail/14187432/