https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180117/k10011291781000.html
1月17日 11時23分

自民・公明両党の幹事長らが会談し、来月、韓国で開かれるピョンチャンオリンピックの開会式に安倍総理大臣が出席するのが望ましいとして、国会の審議日程が支障を及ぼさないよう野党側と調整を進めることで一致しました。

会談には自民党と公明党の幹事長や国会対策委員長らが出席しました。
この中で公明党の井上幹事長は、来月、韓国で開かれるピョンチャンオリンピックの開会式について「安倍総理大臣が行くかどうかは政府が決めることだが、できれば行けるように国会運営上も努力していくべきだ」と述べました。

これに対し自民党の二階幹事長も「行けるのであれば行ったほうがいい」と応じ、国会日程の都合で安倍総理大臣が開会式への出席を見合わせることがないよう、野党側と調整を進めることで一致しました。

また民進党と希望の党が国会での統一会派の結成をめぐって協議していることに関連して、今後の国会審議の日程に影響が出ないよう野党側の動きを注視しながら対応していくことを確認しました。

会談のあと自民党の森山国会対策委員長は記者団に対し「安倍総理大臣が開会式に出席するかは政府の判断だが、隣国で行われるスポーツ祭典であり行ったほうがいいのではないか。国会日程で政府に迷惑をかけないようにしたい」と述べました。