成人式やり直し検討…横浜市、振り袖被害者対象
2018年01月11日 06時00分


 着物販売レンタルの「はれのひ」(本部・横浜市中区)の店舗が閉鎖され、多くの新成人が
振り袖を着られなかった問題で、横浜市が、被害を受けた新成人を対象にした式典の開催を
検討していることがわかった。

 市によると、8日に同市港北区の横浜アリーナで開催された成人式には新成人約2万4000人が出席。
 はれのひに着付けを頼んでいた人が少なくとも200人以上おり、そのうち100人以上が振り袖を着られず、
式への参加をあきらめた人も多かった。

 被害者の一部は、成人式当日に振り袖を受け取ることになっていたが、同社の店舗は
現在も閉鎖されている。

 すぐに振り袖を用意できない新成人もいることから、市は今後、被害者の意向を確認した上で、
開催時期や会場について検討する方針。

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http://www.yomiuri.co.jp/national/20180111-OYT1T50000.html