8日に打ち上げられた米国の機密衛星「Zuma」との通信が途絶えたと、米ウォールストリート・ジャーナル紙が政府関係者2人の話として伝えた。
米「ノースロップ・グラマン」社が製造したZumaは打ち上げロケット「ファルコン9」の2段目から分離できなかったとしている。衛星は故障、あるいは海に落下した公算が大きい。
米国は調査を始めたが、今のところ破壊工作や他の何らかの干渉があった兆候はない。
8日、米政府の衛星を載せたロケットがケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。今回の打ち上げは既に2017年11月に行われる予定だったが、様々な理由で延期されていた。
政府や情報機関のための機密ミッションを米スペースX社が打ち上げるのは今回で2回目だった。
https://jp.sputniknews.com/science/201801094453815/
米政府のための機密衛星を搭載した打ち上げロケット「ファルコン9」が、ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられたと、米スペースX社が発表した。
高度な機密とされる「Zuma」ミッションの一環である、今回の衛星の大きさや任務についての情報は明らかにされていない。民生あるいは軍事部門のどのような官庁がZumaに関わっているのかも不明だ。
政府や情報機関のための機密ミッションをスペースXが打ち上げるのは今回で2回目。昨年5月にファルコン9が米国家偵察局(NRO)の衛星を打ち上げている。
https://jp.sputniknews.com/science/201801084451663/