7日午前、東京・狛江市で、「30代の息子が刃物を持って暴れている」という通報を受けて警察官が駆けつけたところ、ナイフで顔などを切りつけられました。
警察官は大けがをして、警視庁は息子をその場で逮捕して詳しい状況を調べています。

7日午前8時半ごろ東京・狛江市和泉本町の住宅で、「次男が刃物を持って暴れている」と母親から110番通報がありました。

複数の警察官が駆けつけ、30代の次男がナイフを持っていたことから家の外で取り押さえようとしたところ、突然切りつけたということです。

切りつけられたのは、調布警察署地域課の30代の男性巡査長で、顔や腕などに大けがをしましたが、命に別状はないということです。

次男は、ふだんは別の場所に住んでいて、7日に父親や母親と食事をしたあと口論となったということで、警視庁は、傷害と公務執行妨害の疑いでその場で逮捕しました。

警視庁によりますと、調べに対し、「むかついたから刺した」などと供述しているということです。

警視庁は、当時の詳しい状況や刑事責任能力について調べています。
現場は、小田急小田原線の狛江駅から北におよそ1キロ離れた住宅街です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180107/k10011281221000.html