日本の同人ゲームを手がけるパブリッシャーHenteko Doujinは、今冬Steamリリース予定であった全年齢向けミステリーノベル『いえのかぎ』がValveによって削除されたと発表、経緯について同作のSteamコミュニティ上で説明しています。

同作は、女子児童への盗撮行為を、当の児童によって発見された主人公の小学校教諭が、それを弱みに、小学校に隠された、謎の大金の探索へと参加させられてしまう所から始まるサスペンスノベルゲーム。日本では既に全年齢向けの一般同人タイトルとしてリリースされています。

Henteko Doujinによれば、『いえのかぎ』は既にValveによって行われたストアレビューとアプリレビューを通過し、ローカライズと調整さえ済めば直ちにリリースができる状態であったとのこと。しかしながらその後、
Valveより改めて「プロットの提出とこの作品が想定しているターゲットの説明」を早急に要求されたため、日本語のプロットの提出および、作品のターゲットが「主に子供にまつわる社会問題に関心のある人々および、子供好きな人々」であること、そして疑問があればどんなことにも答える準備がある旨を伝えたということです。

結果、Valveから送られてきたものは「我々はこのタイトルをSteamに持ち込むことに関心がない」の返答とストア削除及び、一切の告知のないSteamworksからのBANだったとしています。
なお、Henteko DoujinはSTG『Graze Counter』や対戦格闘『ブリーフカラテ』などのパブリッシュも担当しており、Valveとの取引が以前になかったパブリッシャーでもなければ、美少女タイトルやアダルト作品のみを扱うパブリッシャーでもありません。


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