鳥取大は15日、医学部の三浦典正・元准教授(58)が発表した論文4編で画像の捏造(ねつぞう)など不正行為が確認されたと発表した。
同大は元准教授に論文の取り下げを勧告するとともに、処分を検討する。
同大によると、2009〜16年、三浦元准教授が筆頭著者か責任著者として学術雑誌に発表した論文4編で、8種類の画像中に24カ所の捏造、11カ所の改竄(かいざん)があった。
核酸分子の抗腫瘍作用に関する論文(14年発表)では、核酸分子による肝がんの変化をみる実験データの画像に、別の実験の画像が使われていた。
http://www.sankei.com/west/news/171216/wst1712160021-n1.html
http://www.sankei.com/images/news/171216/wst1712160021-p1.jpg