韓国のプサン市と姉妹都市提携している下関市で、県内の大学生や中高生が、韓国語の能力を競うスピーチコンテストが、開かれました。
このコンテストは下関市の市立大学が毎年開いているもので、ことしは、県内の大学生や中高生27人が出場しました。
コンテストは「朗読」と「暗唱」、それに「弁論」の3部門があり、それぞれ発音や表現力で審査するほか、「弁論」の部では、内容や会場の反応なども問われました。
このうち「朗読」の部では韓国の屋台を紹介した教科書の1文を読み、出場者たちは韓国語独特の発音が含まれる文章を表情豊かに朗読していました。
また「暗唱」の部は、韓国の詩の一部を詩の意味を正しく理解しながら正確な発音やイントネーションで表現できているかが審査されていました。
さらに「弁論」の部では3分から5分以内に自分の考えを論理的に伝える力を競い、日韓関係についてや、韓国語を学ぶきっかけなど、思い思いに発表していました。
出場したベトナム人の留学生は「すごく緊張しました。毎日寝る前に勉強しましたが、発揮できなかったです」と話していました。
中学生の女子生徒は、「もう少し頑張れたかなと思い、ちょっと後悔しています。大学生のように発音できるよう、これからも頑張りたいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063496831.html