元横綱・日馬富士の暴行事件で、11日、書類送検された日馬富士の弁護士が、示談を申し入れるための手紙を、貴ノ岩側に送ったことがわかった。
日馬富士の弁護士は11日、貴乃花親方と貴ノ岩宛ての手紙を、貴乃花部屋へ送った。
日馬富士側は手紙の中で、今回の暴行事件について謝罪するための面会を求めている。
日馬富士側は、まず弁護士が面会したうえで、本人が直接会って謝罪することも検討していて、検察の判断が決まる前に示談したい考え。
一方、報道陣の問いかけに対し、無言を貫いている貴乃花親方が、スポーツニッポンの取材に
対し、「捜査に協力するのは国民の義務ですから、協力は惜しみません」と話したうえで、
「まだ、全てが終わったわけではない」と答え、検察の判断を待つ姿勢を示した。

また、けがの具合が心配される貴ノ岩については、「良くないので大変なことになっているんだよ」
と、状態が芳しくないことを明かした。

先日の相撲協会の理事会で約束されたとされる危機管理委員会の聴取に、いつ協力を
するのか、不透明な状態が続いている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00379057.html