重傷ひき逃げの容疑車両、修理に出されていたことで発見
2017.12.12
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20171212-10279343-carview/
今月4日に兵庫県神戸市兵庫区内で発生した重傷ひき逃げ事件について、兵庫県警は9日、同市内に在住する42歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。事故を起こしていた車両を修理していたことで発覚したという。
兵庫県警・兵庫署によると、問題の事故は2017年12月4日の午後6時ごろ発生している。神戸市兵庫区塚本通7丁目付近の市道(片側2車線の直線区間、横断歩道と信号機あり)で、徒歩で横断歩道を渡っていた30歳の女性に対し、交差点を右折してきた軽トラックが衝突。
女性は頭部強打で意識不明の状態となったが、クルマは女性を救護することなく、そのまま逃走した。
警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取した破片などから容疑車両の車種を特定し、車当たり捜査を行ってきたが、同じ型の車両が修理されていたことが判明。
このクルマを使用する42歳の男から任意で事情を聞いたところ、事故への関与を大筋で認めたことから9日夜に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
聴取に対して男は「人にぶつかり、怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。警察では引き続き、事故発生の経緯を詳しく調べている。