公益財団法人日本生産性本部は「日本の労働生産性の動向2017年版」を発表した。昨年度の労働者1人当たりの付加価値額を示す名目労働生産性は830万円で、過去最高水準を更新している。

 労働生産性は2008年のリーマン・ショック以降低迷。11年に底打ちし、以降は5年連続の上昇に転じている。1時間当たりの数字をみても4828円で、過去最高の数値を示した。上昇率は前年に比べて0.2ポイント減少したものの11.1%。

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