サバの缶詰が売れている。高い栄養価に加え、原料が水揚げ、価格ともに安定しているのが背景だ。日本水産をはじめ
大手の売上高は前年を3〜5割上回る。年内には売上高がカツオ缶を抜き、魚介系缶詰で2位に浮上しそうな勢いだ。

極洋は味噌煮などサバ缶の4〜10月の売上高が前年同期に比べて5割伸びた。日本水産も1〜10月のサバ缶の
売上高は前年を3割上回った。10月のサバ缶の市場規模は前年に比べて6割増えた。

サバの水揚げ量は年間約50万トン。サンマやサケが不漁に見舞われるなか、量、価格ともに比較的安定している。
缶詰は旬の時期にとれたサバを使い、骨や皮まで余さず使うので栄養も豊富だ。

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