札幌生まれのバーチャルアイドル「初音ミク」をデザインした路面電車が札幌市交通局で公開されました。
「初音ミク」は、札幌市に本社を置くIT企業が開発した歌声を人工的に合成するソフトのバーチャルアイドルです。
札幌市交通局は地域の活性化につなげようと、冬をイメージした「初音ミク」をデザインした路面電車を「雪ミク電車」として毎シーズン運行していて、26日、札幌市中央区の
車両基地で公開されました。
ことしは「北海道の雪をイメージした『どうぶつ』」がテーマで、裾を白と黒で配色しタンチョウの羽のような着物を着た「初音ミク」がデザインされています。
また車内にも数多くのイラストやフィギュアが展示されていて、大阪や神奈川など全国各地から訪れたファンが、カメラやスマートフォンで撮影していきました。
大阪市から訪れた27歳の男性は、「和風で、とてもかわいいデザインだと思います。雪まつりの時に乗ってみたいです」と話していました。
「雪ミク電車」は27日から来年3月27日まで運行される予定です。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20171126/5315821.html