10日の親善試合で、コロンビアに2-1で勝利した韓国代表。

薄氷を踏む思いでワールドカップ出場を決めたものの、先月の親善試合でロシア、モロッコに惨敗。
就任以降4試合未勝利だったシン・テヨン監督には強い逆風が吹いていたが、南米の強敵相手に会心の初勝利となった。

一方、この試合ではコロンビア代表MFエドウィン・カルドナが韓国の選手に差別的なジェスチャーをしたとして物議を醸している。

先日、MLBではキューバ出身のユリエスキ・グリエルが、ダルビッシュ有に対して同様のポーズをして謝罪したことは記憶に新しい。
ラテン・アメリカ地域では、身体的な特徴を揶揄することが半ば習慣として根付いている側面はあるだろう。

しかし、韓国代表の主将を務めるキ・ソンヨン(スウォンジー)はこのような行為を「絶対に容認できない」と抗議した。
『The World Game SBS』が伝えている。


キ・ソンヨン

「コロンビアの選手はタフで荒々しい試合をしたが、それはフットボールでは起こり得ることだ。

しかし、人種差別的な行動は絶対に受け入れられない。コロンビアにはワールドクラスの選手たちがいる。
私はあのようなジェスチャーを見て、とても失望したよ」


なお、キ・ソンヨンは2011年アジアカップの日本戦で差別的なジェスチャーをしたとして批判を受けたことがある。




韓国代表MFキ・ソンヨン、「差別は絶対に容認できない」
http://qoly.jp/2017/11/12/ki-sung-yueng-racism-hys-1