(えりさん=仮名・36歳)

 ベランダに干しておいた私のパンティーがなくなることが続いたんです。最初は風で飛ばされたのかと思いましたが、そう何回もパンティーばかりが飛ばされるのは不自然です。
 でも、私の部屋は団地の4階なので、下着泥棒だとしたらどうやって4階まで登ってくるのか疑問でした。

 専業主婦で時間だけはいっぱいある私は、ベランダを監視し続けました。すると、4日目に隣のベランダからマジックハンドが伸びてきて、私のパンティーを器用にむしり取っていったんです。

 隣の部屋には中年男性が1人で住んでいるはず。私は廊下に飛び出し、隣の部屋のドアをノックしました。
 「開けなさい! 開けないと警察を呼ぶわよ!」
 すると、ドアが静かに開いて、顔面を蒼白にした男性が姿を現しました。
 「すみません。出来心で…」
 「パンティーを返しなさい!」

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