観光名所として知られる伊勢市の夫婦岩では、台風21号による高波で、2つの岩の間にかかる5本のしめ縄がすべて切れる被害が出ていたことがわかりました。
伊勢市二見町の海岸に近い海に浮かぶ夫婦岩は、大小2つの岩が並んでいる様子から夫婦円満を願う観光名所として知られています。
その2つの岩にかけられている5本のしめ縄が、台風21号による高波の影響ですべて切れていたことがわかりました。
二見興玉神社では、9月5日に氏子がしめ縄を張り替える神事を行ったばかりでした。
夫婦岩には、25日も多くの観光客が訪れていて、しめ縄が切れた姿に驚きながらも記念写真を撮るなどしていました。
愛知県から来た、20代の女性は「台風の影響がいろんなところに出ているんだなと感じました。せっかく来たのに少しショックでした」と話していました。
二見興玉神社の神職の岡みどりさんは「自然の猛威には勝てません。
なるべく早く正常な状態に戻そうと思います」と話していました。
神社では、26日、3本のしめ縄を張り直す作業を行うということです
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075127761.html