岩波書店が24日、都内で会見を行い、中型の国語辞典『広辞苑』の第七版を来年1月12日に発売すると発表した。
「スマホ」「ツイート」「朝ドラ」など、第六版刊行後に収集した10万語の候補項目の中から厳選し、
現代生活に必須の新語1万語を追加で収録している。
(中略)
今回収録される新加項目1万のうち「現代語」「カタカナ語」「人文・社会」「人名」の主な項目は以下の通り。
■『広辞苑』第七版 主な新加項目
現代語:朝ドラ、安全神話、いらっと、上から目線、お姫様抱っこ、価格帯、可視化、
がっつり、加齢臭、口ぱく、小悪魔、ごち、小腹が空く、婚活、雑味、直箸、自撮り、
勝負服、白物家電、戦力外、卒乳、立ち位置、ちゃらい、名ばかり、乗り乗り、
万人受け、美品、惚れ直す、まかない料理、無茶振り
カタカナ語:アプリ、イップス、エコバッグ、カルチャースクール、キーマカレー、
キャリーバッグ、クールビズ、クラウド、グランドデザイン、クリアファイル、
コインパーキング、サプライズ、スピンオフ、スマホ、スルー、チュロス、
ツイート、デトックス、ドクターヘリ、ネイルサロン、ハニートラップ、バリスタ、
パワースポット、ビッグマウス、フードコート、ブロガー、メアド、
リスペクト、リマインド、レジェンド
人文・社会:アラブの春、イスラム国家、ウィキリークス、LCC、LGBT、大阪取引所、
沖縄返還機密、オスプレイ、革新自治体、強制起訴、限界集落、健康寿命、再帰性、
殺処分、指定難病、消費者庁、戦争遺跡、庭前の柏樹子、ねじれ国会、八角墳、
ハラーム、東日本大震災、ビットコイン、ブラック企業、ふるさと納税、法テラス、
マタニティー・ハラスメント、民間軍事会社、雇い止め、四つの口
人名:赤塚不二夫、植田正治、宇沢弘文、梅棹忠夫、永六輔、加藤周一、川上哲治、
大鵬、高倉健、立川談志、つかこうへい、鶴見和子、勅使河原宏、土井たか子、
土光敏夫、戸塚洋二、中内功、南部陽一郎、原節子、文在寅、劉暁波、
アレクシエーヴィチ、オバマ、(ピエール)カルダン、(マイケル)ジャクソン、
(スティーブ)ジョブズ、スピルバーグ、チャスラフスカ、(ボブ)ディラン、ベッケンバウアー
https://mainichi.jp/articles/20171024/orc/00m/200/036000c