国会前デモは意味がなかったのか?

「国会前デモは意味がない、と批判された。でも、そこでの積み上げは無駄じゃなかったと言いたい」。
この選挙で注目を集めた立憲民主のSNS戦略を動かしていたのは、元SEALDs(シールズ)のメンバーたちだった。

立憲民主の躍進は、彼らが主導した国会前デモ、野党共闘の先にあった。

10月21日、東京・新宿駅で最後の演説会を終えた立憲民主党の関係者はしみじみと語った。

「こんなに人が集まるなんて、最初を思えば想定外です」 


SNSで好循環を作る

専門的な用語は避けて、日常的な言葉に寄せる。ハッシュタグをつけて、より拡散させる。

拡散されることで、ツイッターのトレンドには彼らのハッシュタグがあがる。盛り上がっている、と思った人たちが現場に足を運び、人が集まる。

集まった人はさらにツイッターで発信する。参加と発信の循環で、勢いは演出から本物に変わる。

集会を取材すると、元SEALDsのメンバーたちの姿をそこかしこでみた。彼らは大勢の群衆を前に充実した表情を見せていた。




なぜ#立憲民主党 は議席を伸ばしたのか?裏方に徹した元SEALDsの力
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