8月はマイナス 厚労省、速報を下方修正
2017年10月20日 21時15分

 厚生労働省が20日発表した8月の毎月勤労統計調査(従業員5人以上の事業所)の確報によると、物価の影響を加味した実質賃金は前年同月比0.1%減だった。
速報段階では8カ月ぶりのプラスとなる0.1%増だったが、下方修正した。

 厚労省によると、速報段階では正社員より賃金の低いパートの割合が減少していたが、その後の集計で増加に転じたため全体の伸びが抑えられた。

基本給や残業代などを合計した1人当たりの現金給与総額は速報段階より0.2ポイント少ない0.7%増だった。(共同)

https://mainichi.jp/articles/20171021/k00/00m/020/122000c