安倍内閣に終止符を 仲里陣営が総決起大会

22日投開票の衆院選沖縄4区に立候補している前職の仲里利信氏(80)=無所属=は13日夜、大川公民館でうまんちゅの会八重山支部が開いた八重山地区総決起大会に臨み
「抑止力の名で島の人をごまかしている。いいかげんにすべきだ。みんな目を覚まし、宮古、八重山で自衛隊配備に断固反対しよう」と訴えた。
次々と登壇した弁士も「自衛隊反対の民意を示し、この問題にピリオドを打つ」
「住民無視の安倍一強内閣と自民党に審判を下そう」と声を張り上げた。

仲里氏は女性の会のメンバーに誘導されて入場。
主催者あいさつに立った支部選対本部長の次呂久成崇県議は「国難を招いたのは安倍首相本人だ」と批判
「相手候補は国防は国の専権事項なので自衛隊配備は当然というが、仲里さんは戦争につながる米軍基地も自衛隊基地も許さない。私たちの日常生活を守るのは誰か明白だ。私たちの声をしっかり届けられるのは仲里さんしかいない」と強調した。

同会竹富代表の東迎一博町議、同会与那国代表の崎元俊男町議もあいさつ。崎元町議は「自衛隊が配備されて複雑な環境にある与那国の二の舞いにならないよう仲里さんを圧勝させなければならない」と語気を強めた。

後援会の神里幸雄会長は「民意を無視して辺野古を強行し、高江ヘリパッドを許した安倍一強内閣と自民党に審判を下す選挙だ」と話し
伊波洋一参院議員は「自衛隊に対する不安や反対を選挙で表すことが大きな力になる。自衛隊配備はアメリカの意を受けてやっているもの。この流れに歯止めをかけなければならない」と指摘した。

石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会の花谷史郎氏は「市や沖縄防衛局が市民を無視して計画を進めている自衛隊配備に対する不安や不信感が1万4000筆超の署名に表れた。民意を再び示すために仲里さんを国会に送り出そう。基地のない石垣を目指して勝利しよう」
宮良妙子氏は「若い新規就農者が増えている。この選挙を通して若者を育てていこうではないか」とそれぞれ呼び掛けた。
崎枝純夫市議が今後の行動を提起した後、同支部の波照間忠副代表の音頭で「頑張ろう」を三唱した。

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