与野党8党首は8日、10日公示―22日投開票の衆院選に向け日本記者クラブ主催の党首討論会に臨んだ。
安倍晋三首相(自民党総裁)は「(与党で)過半数を維持すれば政権を継続する」と明言した。
希望の党代表の小池百合子東京都知事は「『安倍1強政治』を変えるのが旗印」と強調しながらも、
選挙後に自民党と連立政権を組む可能性を否定しなかった。

 首相は「私は過半数を取れば当然首相指名を受ける」と語った。解散前の衆院の議席は自民、公明両党で300を超えていた。
首相の発言は、大幅に議席を減らした場合でも過半数の233を取れば続投する意向を示したものだ。

 小池氏は選挙後に誰を首相に指名するか依然として示さなかった。
自民との大連立の可能性を問われると「しっかり戦い抜き、その結果としての判断になる」と含みを残した。

首相「与党過半数なら続投」 小池氏、大連立に含み
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22039460Y7A001C1MM8000/