「風」を失った民進党 枝野幸男が描く復活への「リアルな」道筋


■枝野さんの脱・緊縮財政宣言

「リアリズム」は経済政策でも貫く、と明言した。

《私は緊縮財政論者だと批判されています。しかし、ここで明言します。現状の私は緊縮財政論者ではないし、いまの日本の状況で緊縮はありえません。

いまの安倍政権が取り組んでいる金融緩和を、政権交代で打ち切ることは不可能です。私が首相になっても継続します。金融政策は時々の状況で判断するもの。「べき論」だけでは進められない。》

脱緊縮派宣言である。無駄は削りつつ、しっかり財政出動をする。ただ、自民党とは、お金の使い道が違うのだと強調する。

《看護師、介護職員、保育士など、低賃金で潜在需要がある、公的な仕事があります。その賃金底上げのために、財政出動をします。

これは景気対策なんです。正しい理念だからということもありますが、景気対策だからやるんです。》

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