「希望に捨てられた」 岐阜1区、野田聖子氏に配慮?

希望の党は3日、衆院選に向けて、民進を離党した岐阜3〜5区の立候補予定者3人を公認した。
1区新顔の吉田里江氏(51)が公認を得られず、無所属での立候補を表明。希望の「選別」結果に、吉田氏は憤りと落胆の声をもらした。

吉田氏が「疑問」「矛盾」とするのが、党からの「2区へのくら替えなら希望が公認する」との打診だ。
「政治信条に問題があるなら2区で出馬の話はないと思う」と語った。

周囲がいぶかるのは、1区で相対する自民前職の野田聖子氏(57)と、希望代表の小池百合子・東京都知事の気脈を通じた間柄だ。
野田氏への配慮による小池氏の「排除の論理」が働いた可能性を、吉田氏は「(健全な)政党政治の実現という意味で通常はありえない」と語った。

http://www.asahi.com/articles/ASKB354MJKB3OHGB007.html

小池氏のお膝元の東京では、都政で協力関係にある公明党の太田昭宏元国土交通相(東京12区)、
旧日本新党時代から親交のある自民党の鴨下一郎都連会長(同13区)への対抗馬擁立を避けた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100301099&;g=pol

192人の振り分けを見ると、まず、大阪維新の会との棲み分けで大阪での公認候者はゼロ。
都議選で協力関係にあった公明党が擁立する選挙区には対立候補を立てない。

さらに小池都知事とはかねてから盟友関係にある自民党の大物の石破茂元幹事長、
野田聖子総務相、二階俊博幹事長の選挙区には現時点で公認候補を立てていない。

一方、都議選や森友学園問題で話題に上った石原伸晃、下村博文、荻生田光一議員らには刺客を立てている。
https://www.j-cast.com/tv/2017/10/04310288.html