室蘭カレーラーメン 生みの親高橋さん死去82歳

室蘭と苫小牧を代表するご当地グルメ「カレーラーメン」の生みの親で、味の大王総本店(苫小牧)前社長の高橋一郎(たかはし・いちろう)さんが17日午後11時14分、呼吸不全のため苫小牧市内の病院で死去した。82歳。
自宅は同市寿町2。通夜は20日午後6時半、葬儀は21日午前11時、苫小牧市木場町1、ベルコ苫小牧シティホール。喪主は妻啓子(けいこ)さん。

「邪道」と呼ばれたカレーラーメンに半世紀以上こだわり、室蘭でも観光客を呼び込む名物になった。関係者は「全て高橋さんのおかげ」と感謝する。

1965年に「味の大王」を苫小牧市で創業したころにカレーラーメンを考案。その後、岩見沢へ移転し、数年後に苫小牧に戻った。
07年まで社長を務めて普及に尽力し、苫小牧市内約30店に広めた。

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